2012/09/02

ジャンルとかカテゴリーがどーでもいい件。

at!でやる音楽は…ノンジャンルで、コレ楽しいな、いいな、と感じたモノをやりたいように演奏することにしている。つまり、ジャンルとか形式にこだわらず、ワシらの好きなようにやるけんね!ってこと。雑食系と称しているのは、そういうことだ。

そもそも個人的には、音楽をカテゴライズしたり、ジャンル分けする必要性をあまり感じないので、自然とそうなった。まあ、ジャンル分けされていれば、お店でCD探すときに助かるし、「どんな音楽が好きですか?」と訊かれたとき、「ジャズとかロックとか演歌です」とかお手軽に答えられて便利だから、それはそれで無意味とは言わない。でも、自分の中では「ジャンル分けの意義」なんてその程度でしかない。

でも、世の中にはものごと全てジャンル分けされ、名称が付いてないと納得しないヒトタチも少なからずいるわけで、例えば我々の演奏をYOU TUBEで見せ(聴かせ)ると、「これは何て音楽? ジャズ? ポップス?」などと訊かれることもよくある。こういう質問には何て答えたら良いのかいまだにわからないでいる。



ジャンルとか形式にこだわる…という話題になると、以前、テレビで音楽通とされている人気タレントが「マツケンサンバ」はサンバじゃない…って言ってたのを思い出す。冒頭の歌詞が「♪叩けボンゴ 響けサンバ…」ってなってるらしいのだけど、その人気タレントが言うには「サンバではボンゴを使わない」んだそうだ。だからアレは、サンバじゃない。

笑える。生活の中にサンバが根付いているリオっ子たちが「あ、これはボンゴだからカーニバルで叩いたらアカンやろ」とは思わないよねぇ(笑)

コレはこうでなくちゃいけない的な発想って日本人の特質なんだろうか。音楽に「こだわり」は必要だけど、こだわる対象を間違えると何だかトンチンカンなことになる。ジャンルとか形式にこだわるあまり、自らそれにがんじがらめにされて不自由極まりない音を出すようなことにならないよう気をつけなきゃ、な。 (知)



8/26 荻窪アルカフェにて演奏♪ http://youtu.be/Og0oAVLYjXI
やっぱり・・・ジャンル不明( ̄▽ ̄;)