2017/06/27

Fete de la musique 2017

24日(土)は飯田橋にあるアンスティチュフランセ東京(以前は日仏学院でした)にてフランスの音楽のお祭り「Fete de la musique」が開催され、サックスとピアノのデュオat!とアコーディオンの鳥井さんのユニット、ATT!!!(アットットと言います)で演奏してきました。

at!での参加はまだ2回目ですが、10数年前にeclairというピアノトリオでクラシック枠でやはり2回参加したことがあります。なので私自身は4回目の出演ですが、今回はいつも以上に「参加した!」という確かな充実感がありました。

ATT!!!は、ジャズとミュゼットを演奏するので中庭のステージでの演奏でしかもなんとトップバッター。12:00ぴったりに演奏を始めました。

トップバッターってどうなのかなあと少し心配ではあったもののゆっくりとスタンバイをしているので落ち着いた気持ちでしかもオープニングを飾るという気持ち良さをはじめて味わいました。

聴いているお客様やスタッフもまだ場に馴れないちょっとした緊張感があるのですが
梅雨の合間の降り注ぐ太陽の中、中庭の開放感は半端でなく緊張感と開放感を同時に感じられるのって最高でした。

とにかく気持ちよかったなあ~。

そのあと、鳥井さんのアコーディオンのワークショップ、クレモンさんのimprovisationのワークショップ、このふたつに参加したのでそれもあって充実感が半端ではなかったのかもしれません。

アンスティチュフランセ東京は、実はわたしにとって心のオアシスのような場所。
10数年前に5年近くフランス語の授業を受けていました。

好きで習いたかったフランス語なので通うのが楽しみで楽しみで、学生時代、勉強なんて好きじゃなかったですが日仏に通うフランス語だけは特別でした。

構内に入った瞬間、日本と思えないような景色になり、大きな木に囲まれてそよそよ吹く風や行きと帰りは違うところに出る迷路のような階段もフランス本やCD、DVD がたくさんあって一度入ったら抜け出せない図書館も教室の窓から見る外の景色も大好きな要素ばかりでした。なによりも、とにかく自由な雰囲気が漂っていて人との距離感が実に心地いい場所でした。

いい思い出がたくさんあるので、立ち寄るといまだにその時の心地よさがよみがえります。そういう大好きな場所で、一年に一度でも演奏できるのは最高に幸せなことですね♪(acco)