2012/10/24

子どもの頃のように


ピアニストの小曽根真さんの「JAZZで被災地を元気にする」という特集が先日テレビで放映されていました。
岩手、宮城、福島のジュニアジャズバンドの子たちが演奏するにあたり、小曽根氏は何度も現地に赴き指導をしているそうで、震災から一年以上経ち、ある程度身の安全を図れるようになったからこそ、音楽が役に立てるのではと話していました。
はじめは報道番組的にさらっと観ていたのですが、小曽根氏の指導が楽しくて引きつけられました。上手下手ということよりも表現を大切にしよう、そのためにはどうしても演奏できないフレーズは楽器で演奏する前に声に出して唄ってみよう。苦手なフレーズを子どもたちが声に出して唄い、そして演奏してみると気持ちいい音になっていて、身体全体から嬉しさが滲み出ていました。ほとんどの子が最近始めたらしいのですが、そうは思えないくらいの演奏ぶり。楽しくてたまらない!!というのが満ちあふれていました。
観終わった後は、なんとも言えずウキウキした、そして懐かしい気持ちになっていました。


ふと、ピアノを始めたばかりの幼い頃を思い出し・・・。
ピアノが好きでたまらなく、鍵盤に顔を乗せて眠ってしまうくらいでした。一日中でもピアノの前にいられたくらい好きだった。後ろ向きになって弾いたり、犬の吠える声、猫の鳴き声、あらゆる音を弾いてみようと試みたり。ピアノを弾いているときは、「ゴハンよー」と言われても全く聞こえないくらいの好きぶりでした。
小学校高学年になるといろいろなことに興味を持っていったので、普通の好きさに変化していきましたが。

at!のリハをしていると、子どもの頃の感覚をよく思い出します。
ライブでも楽しくてたまらない〜という風に演奏できていたらいいのですが。。


128日(土)、銀座アートフォーソートにて、二度目の単独ライブをします。
クリスマス間近なので、クリスマスソングなどであったまる感じのライブにしたいと思っています。
そしてそして・・・二部には、お二人の素敵なスペシャルゲストもお招きしています。
よりパワーアップした演奏をぜひ聴きにきてください。スケジュールに書き留めてください♪ 
どうぞよろしくお願いします。(acco